三者三様

 
 
 
「ゆかり様、お気に召したと聞きました。」

 
麗香の父に執事が報告。

 
「縁談も、麗香の夢も壊れない。
 
 宿無し娘は、好都合だな・・・。」

 
 
 
「あの人は・・・・・・ぼくにはわかる。麗香じゃない。
 
 だけど素直な、すてきな人だ・・・。」

 
 
 
  
つぶやいた、克哉の想い露知らず・・・
 
ゆかりはひとり、策を練ってた。
 
 
 
 

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