一夜

  
 
 
落ち着かず、いじったソファーの継ぎ目から
 
「れいか」と書いてるカギを見つけた。
 
 
夕食は、メイドの千恵が持ってきた。
 
夜には、布団を敷きつつ、忠告。
 
「にせものと、1部の者しか知りません。
 
 当分、姫のふりしてください。」
 
 
「姫」だって。豪邸、執事、メイドまで・・・。
 
いい暮らししてる人もいるなぁ・・・。 
 
 
もう遅い。とにかく今は横になる。
 
不安で寝付けず、
 
 
そのうち、朝に。
 
 
 

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