投降

 
 
 
 
紙を手に、ドアを開ければ、
 
仁王立ち、への字の口で、執事が腕組み。
 
うしろには、千恵の姿が控えてる。
 
「勝手なことは、なさらぬように」
 
「ごめんなさい。ちょっとひとりになりたくて・・・」
 
しおらしいふり、してみ たり す・・・・・・。
 
「私達、そんな演技に だまされない。」 
 
執事と千恵が ムスッとにらむ。
 
 
 
 

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